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ヘリコバクターピロリ菌とは?

1875年ドイツの研究者が胃内らせん菌を発見したのが始まりとされている。
その後1983年 オーストラリアのロビン・ウォレン(J. Robin Warren)とバリー・マーシャル(Barry J. Marshall)により再発見、また培養法を確立したと言われている。

胃の内部は胃液に含まれる塩酸によって強酸性であるため、従来は細菌が生息できない環境だと考えられていた。しかし、ヘリコバクター・ピロリ菌はウレアーゼと呼ばれる酵素を産生しており、この酵素で胃粘液中の尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解し、生じたアンモニアで、局所的に胃酸を中和することによって胃の粘膜に感染している。ヘリコバクター・ピロリの感染は、慢性胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のみならず、胃癌などの発生につながることが報告されている他、特発性血小板減少性紫斑病、小児の鉄欠乏性貧血、慢性蕁麻疹などの胃外性疾患の原因となるのではないかと考えられており、今も研究が続いている。

経口感染で、不衛生な環境では感染者が多い。大多数は、5歳までに感染する。国内では、2人に1人、年齢が上がるほど感染率は高く、60歳以上では70~80%が感染していると考えられている。日本ヘリコバクター学会は、すべての保菌者への除菌治療を推奨している。

ただし除菌治療は潰瘍のある場合は保健適応となるが、胃炎や胃がん予防の検査は自己負担となっています。

除菌治療は、まず、第一段階では、2種類の抗菌剤と1種類の胃薬(プロトンポンプインヒビターと呼ばれている薬剤)を1週間服用します。除菌成功率は70~80%。これで不成功の場合、第二段階として、抗菌剤を一部、変更し服用します。この第二段階でも100%成功とはいかない場合もあります。大学病院などでは、ピロリ専門外来を設けているところもあります。

ピロリ菌除菌は大人では、成功すると、通常生活では、再感染しないとされています。
胃潰瘍でお悩みの方、いわゆる団塊の世代以上の年齢の方は、ピロリ菌の有無を検査されてみてはいかがでしょうか。一度、消化器内科で御相談されてみることをお勧めします。

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